2006年4月号

表紙




編集後記

2006/05/24 特集「尾池和夫総長インタビュー」 担当 ぶっち

取材中に京都市内のおすすめスポットを尋ねてみると……

尾池:鴨川沿いやね。歩くのによろしい。京都の虹って言うのは独特の虹があってね。真昼の冬に出る虹っていうのは京都でないと。よそではなかなか見られない。で、それはね盆地でまず多湿な空気があって、そしてね鴨川が南北に走ってるでしょ?それがこう、南からこう歩いてるとね、その川をちょうど渡って、真昼に、北側にすっと虹が出るんですね、低いところに。それがちょうど川を渡っているように出るっていうのがあってね。冬の虹っていうのはめったに見られないんですよ。それが京都の特徴でね。時雨っていうのは京都の風物なんだけども。あのー、京都まで時雨れてきてるときは、舞鶴あたりは嵐みたいになってるわけね。それが北山を越えて、ときどき盆地、こっちの盆地まで越えてくるんですけど。そのときは水っ気がものすごいあって、で、しかも雨が降ってない、太陽が出てるわけで、それがぱっと虹を生むんですけどね。鴨川歩いてると今出川の橋のところにその虹がすっと出てるんですけどね。ちょうどあの、世界遺産の、下鴨の糺の森をまたぐような感じで。まあ冬歩くとねそういう場面に出会う率が非常に高いですよ。それはおすすめの景色。

とのこと。ぜひ今年の冬見に行きたいものです。


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