総代会

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2022年度　通常総代会開催報告

5月25日（水）に、京都大学生協協同組合の最高決議機関である「2022年度通常総代会」が吉田食堂１階食堂ホールで開催され、第１号議案から第６号議案まで６つの議案と役員選挙について、すべての議案を可決承認いただく事ができました。

【総代会出席状況　（総代数191名）】

本人出席（採決時）10名、代理人出席1名、書面議決141名　議決権数合計152（議決権行使率79.6%）

【提案議案と採決結果】

有効議決件数152（議長を除く）
＜第１号議案＞	2021年度事業報告書・決算関係書類等承認の件	賛成　150　／反対　1　／保留　0　／無効　1
＜第２号議案＞	2022年度事業計画及び予算決定の件	賛成　148　／反対　1　／保留　2　／無効　1
＜第３号議案＞	定款の一部改定の件	賛成　148　／反対　1　／保留　1　／無効　2
＜第４号議案＞	日本コープ共済生活協同組合連合会への加入の件	賛成　149　／反対　1　／保留　1　／無効　1
＜第５号議案＞	監事監査規則の一部改正の件	賛成　150　／反対　0　／保留　1　／無効　1
＜第６号議案＞	役員報酬決定の件	賛成　149　／反対　1　／保留　1　／無効　1
＜役員選挙の件＞	全員信任

2022年度は、４本柱で活動していきます。

・方針１　　組合員の運営への参加を強め、組合員のニーズにマッチした商品・メニュー・サービスの提供を強めます。
・方針２　　大学との協力連携強化
・方針３　　基盤システムの更新を成功させるとともに、システム費用を削減し将来の投資に寄与します
・方針４　　従業員満足度を高め、生協職員が生き生きと働ける職場を実現します。

【当日の様子】

2022年度通常総代会も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため総代の皆様には原則書面議決での議決への参加をお願いしました。そのため、本年もWeb会議システムを使用して、会場の様子の中継と、質疑応答ができる環境を整えました。
当日、会場には新旧役員と一部の総代の出席があり、およそ30名程度で執り行われました。開会にあたり、米田稔理事長（工学研究科教授）にご挨拶をいただき、その後理事会より議案提案を行い、提案に基づく討論が行われました。討論では事前にいただいた発言用紙に基づき、理事会より回答しました。
終了後、議案に対する採決が行われ、全ての議案が可決・承認されました。

【総代から寄せられたご意見と回答】

詳細はこちらをクリック

区分	発言要旨	回答
学部生総代	日々、ぬかりない新型コロナウィルス感染症対策をしてくださり、ありがとうございます。さて、徐々にコロナと共存する生活へ移行しつつありますが、食堂に設置されたアクリル板はいつまで設置するおつもりでしょうか？市中の飲食店には、テーブルとテーブルの間の仕切りはあっても、自分の顔の正面に仕切りが置いてあるところはほとんどありません。話をするにも、声が聞こえにくく、また、仕切りのために手が動かしにくく困っております。組合員がより気持ちよく食堂を利用できるよう、撤去をお願いしたいです。	生協は、京都大学の基準により食堂を運営しております。その基準では遮蔽板の設置が必須となっております。また、自治体の基準でも充分な距離がとれない場合はアクリル板などの設置が定められています。新型コロナへの対応は大きく変化してきていますが、飲食時の飛沫は感染リスクが高いという認識を持っております。逆に、遮蔽版があるから安心できるという声も頂いております。今後、社会的に基準や考え方がさらに変化してきた際には大学とも協議し対応いたします。
学部生総代	各食堂に設置してある調味料コーナーについて、衛生面での問題を感じます。特に中濃ソースについては、ソースが通る部分に手指が直接触れる可能性があり、別の形状の容器を使うなどの対策が必要と感じます。	食堂でのドレッシングコーナーはセルフ利用を前提としており、定期的に消毒やメンテナンスを行っております。特に粘度の高いソースやドレッシングについては、穴の部分にソース類が付着しやすいためこのような意見を頂いていると思われます。利用者のみなさまが不快に感じられないようメンテナンスに努めてまいります。
教職員総代	食材、弁当の廃棄が膨大に生じていると聞いています。地球環境の問題はもちろんですが、経営的にも大きな損失です。この損失は、食品の値上げ圧力や、パート従業員の賃金を抑制する原因の一つになっていると考えられます。このままこの問題を放置することは、組合員の負担増加、値上げによる生協離れ、優秀なパート従業員を確保できなくなるという悪循環に陥ると考えられます。よって、生協全体で早急に廃棄ロスの問題に取り組み、効率的な経営を目指していただきたいです。組合員としても、食品・弁当の品切れや、食品・弁当の選択肢が少なくなることを許容することは可能でしょう。	廃棄については「膨大」とまでは考えておりませんが、必ず発生いたします。ご指摘の通りフードロス対策に取り組むことはSDGｓの目標にも合致し、生協としても必要なことだと考えております。また、経営対策としても重要です。一方で、利用したいときに商品やメニューが売り切れてしまった場合、利用が減少し、結果として縮小再生産のスパイラルに陥る可能性があります。目標ロス率を設定し、その範囲内で収まるように発注精度や調理・製造精度を高めるよう努力をしております。バランスよく経営ができるよう引き続き取り組みたいと考えております。
学部生総代	食堂の列において、この列が何に並んでいるのかがわかりにくく、抜かして良いのか駄目なのかが分かりづらいので、混む時間帯はより列を分かりやすくしてほしい。	混雑時にはどの列がどこのコーナーに向かっていくのか分かりにくいという指摘は以前からありました。今春一部の食堂で表示をわかりやすいように変更しました。また、混雑時にはなるべく職員が案内を行うようにしております。引き続き表示方法などを工夫いたします。
学部生総代	＜現状分析＞土曜は空いている食堂も少なく、下宿先から遠いルネへわざわざ行くのが面倒だという学生が多数存在する。土曜日は特に自炊や外食が多く、無駄になる事が多い。「昼の１食を食堂で」という自宅生が多いと思われるが、ミールシステムに登録した場合、土曜日分は損をすることになる＜提案＞上記＜想定される購入対象＞自宅生・自炊に慣れた上回生	ミールシステムは、お金の心配をすることなく、栄養バランスよく安心して食事をとっていただくという考えで行っております。「多く食べるからお得」「食べることが少なかったから損」というような声が出されるようになったことから、数年前に「残高繰越制度」を設けました。万が一、購入金額に利用金額が達しなかった場合でも残高を繰り越すことで損が発生しない仕組みになっております。京大生の場合、サークルや図書館利用、研究室など比較的土曜日にも登校する方が多いことから土曜日も利用できるように設定しております。
学部生総代	2021年度予算と2021年度実績の間に著しい開きがあるが、これはいかなる理由によるものか。また、2022年度予算は2021年度予算と同等の額があてられているが、この額とした理由は何か。	毎年、大学オリジナルグッズの収益の一部を原資として、京都大学基金へ寄附を行っております。雑費にはこの寄附を予算化しております。一方で、２０２１年度（２０２１年３月～２０２２年２月）は、事業剰余（事業によって得られる利益）は赤字となっていること、前年度の大きな損失金を抱えていることなどから、２０２０年度に引き続き寄附を見送りました。２０２２年度は決算次第での執行判断となりますが、予算は従来のように計上しております。
学部生総代	セルフレジに学生証の置き忘れを防止するような機能を付けていただけないでしょうか？（例えば音声で注意をうながすなど）私自身をふくめ、私のまわりではセルフレジに学生証を置きわすれてしまう経験をしたことがある人がかなりいる印象です。（私や私の友人が注意不足なだけかもしれません）是非ともご検討の程、宜しくお願いします。	来年の１月にシステムの入替を検討しております。次期システムではスマートフォンでバーコードを表示して決済することを可能にする仕様となっております。現在のシステムはもうすぐ使えなくなることもあり開発は難しいと考えております。
教職員総代	近年、コンビニエンスストアなどで、手軽に美味しいコーヒーがのめるようになりました。最近では、人工甘味料や、その他添加物への疑念から、市販の（自動販売機等の）缶コーヒーの摂取を忌避する人も増えつつあると思います。そこで、生協ショップさんで、添加物の入っていない純粋なコーヒーを出していただくことはできないでしょうか？健康に気をつける人、おいしいコーヒーを飲みたい人など、京都大学の構成員には（教職員、院生が主かもしれませんが）好評価で、ショップの利用拡大が少しでも見込めるのでは？と思い、意見させて頂きました。	現在コーヒーについては吉田ショップで販売をしております。また、各ロケーションでカップ自販機を設置しております。いずれも人工の甘味料などは使用しておりません。その他の購買店では、喫茶店営業許可の取得が困難なこともあり現状では提供は難しいと考えております。

第1回理事会報告

総代会終了後に第1回理事会を開催し、以下のような体制が確定致しました。理事会役員一丸となって頑張る所存です。よろしくお願いいたします。

代表理事・理事長	米田　稔	工学研究科　教員
副理事長	金丸　敏幸	国際高等教育院　教員
代表理事・専務理事	國見　伸行	生協職員
常務理事	松浦　順三	生協職員
常任理事	山越　言	アジア・アフリカ地域研究研究科　教員
	浦濱　和花	文学部　2回生
	ブラウン蕗七	教育学部　2回生
	吉岡　春樹	経済学部　2回生
	西野　綾斗	経済学部　3回生
	射水　暉介	文学部　3回生
	長塩　幸大	情報学研究科　修士１回生
理事（教職員）	浅野　公之	防災研究所　教員
	舟川　晋也	地球環境学堂　教員
	宮野　公樹	学際融合教育研究推進センター　教員
	今山　稲子	理学研究科　職員
理事（学生・院生）	廣　暁斗	工学部　3回生
	真鍋　光希	経済学部　3回生
	松永　りの	農学部　3回生
	村岡　栄朗	農学部　3回生
	多賀　可奈子	医学部　3回生
	坂本　茉梨帆	農学部　2回生
	小池　野々香	文学研究科　修士1回生
	廣野　貴政	農学研究科　修士1回生
	近藤　梓	文学研究科　博士2回生
	佐野　友一	経済学部　2回生
	和田　典悟	工学部　4回生
監事（教職員）	北野　慎一	農学研究科　教員
	塚原　信行	国際高等教育院　教員
監事（学生・院生）	吉永　公平	理学研究科　修士2回生
	野口　浩太	工学研究科　修士1回生
	若月　大暉	理学部　4回生

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