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京都大学生協からのお知らせ

京都大学生活協同組合の経営状況のご報告と利用促進のお願い

2020年9月30日

2020930

 

京都大学生活協同組合の経営状況のご報告と利用促進のお願い

~京都大学生協の灯を消さないために~

 

組合員のみなさま

 

日頃より京都大学生活協同組合(以下京大生協)をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症の影響により、営業時間の短縮や休業、食堂メニューの縮小などを余儀なくされ、組合員のみなさまに十分なサービスを提供できなくなっていますことを心よりお詫び申し上げます。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大により、京都大学ではオンライン講義が基本となり、キャンパスから人がいなくなる事態となりました。京大生協の店舗や食堂では、利用者が大幅に減少いたしました。京大生協では

 


      組合員と生協職員の健康と安全を守る

      福利厚生を支える組織として事業を中断することなくサービス・商品・食事を提供することに責任を持つ

      生協が将来存続できないような経営悪化を防ぐ

 

3つの基本方針により事業を継続してきました。

 

上記の方針に基づいて、コスト(人件費・物件費)と利用のバランスを勘案しながら、営業時間、曜日についてその都度変更しつつも、原則的に基本食堂や店舗については営業を継続してまいりました。また、食堂での座席の間引き、アクリル板やビニールカーテンの設置などによる飛沫の防止、マスク着用の呼びかけ、教科書のWeb販売、生協職員の健康チェック、定期的な消毒作業の実施など様々な感染症対策を行ってまいりました。組合員のみなさまにはご協力をいただきまして誠にありがとうございます。

店舗・食堂では大幅に利用者が減少しています。購買では、昨年度と比較して56%の減少(868,975人→380,073人)、食堂では60%の減少(1,263,273人→500,888人)となっております。在宅ワークやオンライン講義のための公費利用こそ好調に推移しておりますが、他のすべての分野について大幅に利用が減少しております。

 

京大生協は、京都大学と「国立大学法人京都大学と京都大学生活協同組合の相互協力関係に関する協定書」を結び、京都大学の本来業務である福利厚生などの業務について「業務委託契約」に基づき事業を行っています。事業構造は、基本事業で得られる黒字額を活用しながら「不採算であっても組合員や大学の利益になること」をカバーし、全体として健全な経営結果(大きくはなくとも着実な黒字構造)になるようにしております。現在の事態はその基本事業による剰余が「蒸発」したことにより、組合員サービスが後退することを招いています。その結果、営業時間の縮小や一部店舗の閉店、不採算事業からの撤退などを余儀なくされています。組合員の皆様には、ご迷惑をおかけしておりますが何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

本年度の決算見通しでは、3億円の「赤字」が見込まれます。前年度までの累積損失金が12,000万円あり、合計すると出資金額(47,000万円:2019年度末実績)を超える損失金となる「債務超過」に陥る可能性が高まっています。

 

京大生協理事会では、このままでは資金繰りにも影響を及ぼす経営危機と認識し、今後「経営再建計画」を立案し、さらなる緊急の経営対策を実施いたします。「経営再建計画」の骨子は「事業再開の拡大による組合員利用の回復」「事業規模縮小による事業経費の削減」「不効率・不採算事業の見直し」となります。事業経費の削減については、適切な人員体制の構築、不要不急の経費執行の停止などを計画しています。

 

組合員のみなさまへのお願い

 

組合員の皆様におかれましても、「京大生協の灯を消さない」ためにご協力を賜りますようお願い申し上げます。

l  オンライン講義が中心とはなりますが、登校の際はぜひ生協店舗・食堂をご利用いただきますようお願いいたします。

l  教職員の皆様には、公費などをご利用の際に生協をご用命いただきますようお願い申し上げます。

l  生協未加入の皆様には加入をしてご利用いただきますようお願いいたします。

l  今後、経営安定のため自己資本の増強が不可欠です。出資金の増資についてご協力いただきますようお願いいたします。

 

組合員の皆様には、ご不便やご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただき、ご協力いただきますよう重ねてお願い申し上げます。