環境レポート2004 京大生協 E-COOP

第三部、学習のページ  6.正しい洗剤の使い方


 家庭排水の汚れの大きな割合を占める洗剤ですが、使う前に説明書きをきちんと読んでいるでしょうか。読まずに使っていたところ、実は必要以上の濃度で使用していることが多いのです。

(1) 適切な使用量

 洗剤のボトルの正面には、商品名と売り文句が大きくかかれています。これを見て洗剤を選ぶ人もいると思いますが、裏面の説明にも注目するようにしましょう。
 裏面の上部に、「しつこい油汚れをスッキリ」や「○○の働きでスポンジを除菌」などの見出しならびに使用上の注意、応急処置などが書いてあります。
 これらはいずれも大切ですが、今回取り上げるのは使い方です。皆さんは、普段スポンジにどの程度の洗剤をつけているでしょうか。「使用量の目安」という項目を見てみると、たとえば「水1.に対して0.75.(料理用小さじ1杯は約5.)」と書いてあります。
 食器や調理用具の洗浄用濃度はおおよそこの程度です。小さじ1杯でほぼ50滴なので、水1.に対して7〜8滴が適量です。これば、原液を1000倍以上に薄めている計算になります。洗浄用石けんでも水1.に対して5.(200倍)となっています。いずれもスポンジに限界まで水を含ませたとしても、到底薄められるものではありません。
 これらの事実によってわかるように、洗剤は思った以上に少なくても足ります。皆さんは、普段洗剤を使いすぎていませんか。

(2) まとめ

 確かに洗剤を使うと汚れはよく落ちます。でも洗剤のCMのように多量の汚れを残したまま洗っていては、どう頑張ってもかなり汚水を流すことになります。油汚れに限らず、お皿に付いた汚れを紙などで拭き取ってから洗うと、排水は大幅にきれいになると言えます。
 こうした工夫を下宿でも取り入れてみませんか。



第3部 学習のページ |12345678