人間・環境学研究科
教授 鎌田 浩毅先生 |
京大合格おめでとう。諸君はいずれ社会の中枢で活躍するだろうが、どの分野に進んでも「国際的に通用する専門家」になって欲しい。そのために語学コミュニケーション能力は必須であり、読む、書く、聴く、話すという四つの力を効率よく身につける必要がある。この中で最も基本となるのは読む力であり、次に重要なのが作文力だ。さらに、口頭で十分に意思疎通ができること、すなわち国際会議で丁々発止と議論するレベルまで聴く力と話す力を高めなければならない。いわゆるディベートの能力である。ここでは英語が最も中心となるだろうが、分野によっては仏語や中国語でも全く同様だ。私自身、火山学者として世界に打って出る際に、学生時代に身につけた語学力が計り知れないほど役に立った。そうなるまで辞書を引きまくって基礎から叩き上げる以外に、四つの能力を達成する王道はない。
語学は君たちの未来を拓く重要なツールである。電子辞書など優れた機材を自在に使いこなして、世界標準の素晴らしい仕事をする基盤を早く確立してほしい。
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